エポコラム協会は、【品質確保が困難とされる特殊地盤の改良に挑戦し、『安定した改良品質の確保』を地域社会に提供することで、安心・安全な国土の建設に貢献することを目的とする】を基本理念として1998年に発足しました。現在に至るまで総施工実績として2,600件を超える採用を頂いています。これもひとえに本工法を採用頂いた関係者および会員各位のご支援・ご協力の賜物と深く感謝申し上げます。

本工法は、独自の複合相対撹拌翼を使用して従来では困難とされる特殊な地盤条件において、求められる性能や品質に合わせて地盤改良施工を実現してきました。

都度、現れる課題に対して真摯に向き合い、改良・改善を続けることで新たな技術開発を生み出し、より特殊な地盤に対応できるよう工法の拡充を図っています。

しかし、建設業界を取り巻く環境は、急迫する災害対応・少子高齢化の影響や温暖化対策など刻々と変化しており、地盤改良業界においても同様に技術の高度化・多様化が求められています。現在は、施工技術の改良に加えて、情報処理テクノロジーの導入による生産性の向上やCO2の排出量削減など環境負荷の軽減につながる取り組みを行っています。今後につきましても、本会の基本理念を継続して時代に即応したニーズに応えられるよう技術革新に邁進したいと考えています。

皆様の変わらぬご指導・ご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

エポコラム協会
会長　丸岡　宏至